カタカムナの聖地?地元民に愛される保久良神社へ

神社仏閣 Shrines and temples
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こんにちは~まやりです٩( ᐛ )و

今回は、神戸市 岡本にある保久良神社のご紹介です。

地元住民の方には散歩スポットであり

いまだ謎の残る古代文書「カタカムナ」の聖地とも言われる保久良神社。

素敵な風景が広がっています!

保久良神社とは?

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保久良神社は、阪急電鉄神戸本線の「岡本駅」から徒歩約25分ほど。

金鳥山という山の中腹、海抜185mの位置にあります。

江戸時代には、大阪の米相場を伝える旗振り山として使われていたそうです。

保久良神社

住 所|兵庫県神戸市東灘区本山町北畑680

電話番号|078-411-5135(保久良神社社務所)

主祭神| 須佐之男命

配祀神| 大国主命、大歳御祖命、 椎根津彦命

この配祀神の一人である椎根津彦命は海の神様で、

同じく東灘にある青木(おうぎ)の浜に青亀(おうぎ)の背中に乗って現れたという言い伝えがあり

その由来から青木の地名がついたとされています。

神武天皇の東征の時、明石海峡にこの亀に乗って現れ

先導し貢献したことから、神武天皇より倭宿禰(やまとすくね)の称号を賜ったとあります。

椎根津彦が海上交通の安全を確保するため、

大阪湾に突き出していた金鳥山を目指し上陸し、磐座を設けたのが保久良神社の由来という説もあります。

保久良神社の鳥居の向かって左に、亀に乗った椎根津彦命の像が立っています。

そして、後にご紹介する「カタカムナ」と関わりがあるとされる所以のひとつが

境内内の多数の磐座群が特徴的です。

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敷地内の磐座

社殿を取り巻く形で点在する巨石は、約50個

自然の石もあれば、人工的に動かした形跡があるものもあり、

ストーンサークルの一種と見られています。

まやり
まやり

山の上に大きな岩。

神秘的でぞくぞく!

昭和13年の社殿改築工事の際には

石斧や銅戈、鏃、土器などが出土し、遺跡の認定を受けた。

出土したものは紀元前2~300年ごろの祭礼用のもので、その頃から人が居住し、

祭祀を行ってきたことが立証されている。

六甲山魅力再発見市民セミナー Vol.77 裏六甲の神秘・保久良山/猿丸 義也 より
まやり
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ほんとうに!大きい物って!

興奮するよね!!

何度も言ってるけど!

六甲山にある六甲比命大善神社も、同じく大きな磐座が御神体になっていて、

どうしても世代的にラピュタの島にきたのかな?という妄想がはかどってしまいます。

古代の船人の支え ”灘の一つ火”

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朝焼けと大阪湾と灘の一つ火

保久良神社は保久良山の山頂にあるので、

神戸の街と大阪湾を一望できる絶景スポットでもあるのです。

まやり
まやり

天気が良ければ淡路島も見えるよ!

この灯篭は、社伝によると

日本武尊(やまとたける)が九州から大和へ帰る時、暗くて航路を見失ってしまう。

困り果て神にお祈りすると、北に一つの光が見えた。

おかげで日本武尊 は無事に難波(なにわ)に帰りつくことができた。

という内容があり、これが灘の一ツ火の起こりだといわれているそうです。

現在は防災の点から自動点灯の電気になっていますが、

昭和33年ごろまでは実際に16軒の家が交代で毎晩火を灯していたそうです。

岡本駅前から保久良神社への行き方

こちらでは舗装された道路だけで辿りつけるルートをご案内します。

阪急神戸線岡本駅の北口を出て、住宅街を歩きながら山の方に向かいます。

「谷商店」さんを最初の目安と目指していくとわかりやすいです。

住宅街もだんだんと登り坂になっていき、住宅が途切れてきます。

保久良神社参道口までくるとこの石の案内が現れます↓↓↓

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ここまで来たら、ハイキングコースの地図看板もあり上に登る山への道になっていくので

案内の通りにせっせと登っていけば大丈夫です。

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このようになかなかの勾配ですが、平坦な足場で

蛇行しながらも保久良神社までたどり着けます。

まやり
まやり

地元の方々は毎朝の散歩で登っているようです。

なぜ保久良神社がカタカムナの聖地なの?

謎の古代文書、「カタカムナ文献」はご存じですか?

いまだ解読されていないとされるカタカムナ文献。

まやり
まやり

スピリチュアル好きも

歴史好きも

世界の謎好きもわくわく!

カタカムナ文献は、楢崎皐月(ならさきこうげつ)という物理学者が

この保久良神社がある金鳥山付近で、平十字(ひらとうじ)と名乗る猟師風の男性から

渡された文献とされています。

平十字いわく、「この文献は自分の父親が宮司を務めていた神社の御神体である」と。

その神社がカタカムナ神社とよばれ、

場所からしてもそれは保久良神社なのでは……!!( ゚д゚ ) ということみたいですねー

保久良神社の正式な案内には「カタカムナ」との関連は一切書かれていません。

常識の範囲内で楽しみ盛り上がりましょう。

ちなみにカタカムナ文字とはこういう物です。

カタカムナウタヒ 第5首
まやり
まやり

フリー素材が見つからなかったので

私の手書きです。少しいびつです(^-^;

ひらがなと同じように、この記号ひとつひとつに音があり、

これは

ヒフミヨイ マワリメテクル ムナヤコト アウノスヘシレ カタチサキ

と読まれる、「カタカムナウタヒ 第5首」というものです。

この記号のような文字だらけの物を、楢崎皐月が解読したとありますが

以下の点から公的な学術学会からは現段階においては認められていません。

  • 公的な学会に認められた写本が一切ない
  • 発見時期が1949年と、極めて新しい

前述したとおり保久良神社は祭礼用の土器などが発見され、遺跡の指定も受けています。

弥生時代から多くの祭礼が行われてきた土地だということはわかっています。

その事実と、結び付けてみたくなる不思議な文献の存在が

また保久良神社の魅力になっているのではないでしょうか٩( ᐛ )و

保久良神社 まとめ

保久良神社

住  所|兵庫県神戸市東灘区本山町北畑680

参拝料金|無料

駐 車 場 |なし 駅前に有料パーキングがいくつかあり 

     登山道のため途中から車両進入禁止 阪急岡本駅より徒歩1.5キロ(約25分)

問い合わせ|保久良神社社務所 078-411-5135

参拝時は、朝日が昇るのに合わせて来たので

周りはラジオ体操をする地元のご老人や

子供たちで賑わっていて

神秘的というより、人々の生活の一部なんだと

感じられる日常的な穏やかな光景でした。

そこにまた、磐座がの風景が共存していることが、現実と神秘を行き来しているようで味わい深かったです。

毎朝山頂の保久良神社まで散歩してるというおねえさまが

地元の方
地元の方

お姉さんも歴女?

なんか有名みたいねぇ、ここ

と声をかけてくれました。「まぁ知らんけど」みたいな空気感が良かったです。

金鳥山を越え有馬温泉までハイキングをして、

有馬の金の湯に浸かりビールで一杯やってロープウェーで帰ってくる、

そんな地元ならではの楽しみ方を教えてくれました!

この近辺は「岡本梅林」や「保久良梅林」など梅の花の名所でもあります。

冬の終わり、春の気配を感じる季節のお散歩にいかがでしょうか٩( ᐛ )و

かなり長くなってしまいましたが

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

ではよい日々を~٩( ᐛ )و

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