家庭でできる生ごみ処理機、「キエーロ」。
各自治体も勧めているところが増えてきました。
キエーロは簡単に言うと、
微生物が豊富な黒土に生ごみを混ぜて、水と酸素と太陽の光(熱)の力で分解し生ごみが消えていく
というものです。
↓↓↓キエーロ発案者の方の「kiero official」のサイトだよ!
私も数年前、千葉県南房総市でキエーロに出会ってから、気になりつつなかなか重い腰が上がらず…
しかしこの夏から始めて半年、キエーロのメリットは
夏は分解も早いし、お子様の自由研究にも面白そうですね!
必要なものは
これだけ!しかし容器とふた、簡単に言っても…
検索して出てくるキエーロはだいたいこんな感じ。↓↓↓
ちょっとしたDIYがいりそう。
いずれもホームセンターで手に入る素材で、箱部分はリンゴ箱なども良いですね。
蓋は半透明や透明の光を通す波型のアクリルなどが多く、酸素を入れるために蓋を斜めに設置し側面に空間ができるようになっています。
この形に理由があることはわかるけど、自作するのはなかなかハードルが高い…
そんな時にInstagramで、マンションのベランダで爽やかにキエーロを実践している方を発見。
その方は無印良品の「やわらかポリエチレンケース」と専用の蓋を使っていました。
土に還らない素材で実行するのは少し心苦しいが、とにかくやってみようということで早速実行。
私は黒土は近所のホームセンターで、14L 360円くらいの物を購入しました。
容器に関しては、最近DAISOさんでも無印そっくりな容器とふたのセットが300円で売っていました。
こちらも酸素の入る持ち手の穴があるので、充分でしょう!
黒土を容器に入れ、ちょっと水を足して生ごみを埋める。
数日放置→分解。 土になってる!わお!٩( ᐛ )و
シンプルに言うとこれだけです。
しかしより分解しやすいポイントは、
夏に入れたとうもろこしの芯も、5日もすれば跡形もないことに感動しています。
そして、やはり分解しづらいものもあります。
この辺りは真夏でも数日かかりました。それでも、骨以外はちゃんと消えていってくれます。
このサイズで始めてみて感じるのは、
やはりもう少し容量、広さがあった方がいいということ。
この無印の容器は 幅25.5cm×奥行36cm×高さ24cm なので、
野菜を埋めて数日寝かせて分解の時間を上げたくても、せいぜい2分割しかできないのです。
分解する時間も充分に取りたいが、夏はやはり生ゴミはすぐに土に埋めたくなってしまう。
1人暮らしの量でこれだと、家族分の生ゴミを分解して欲しいとなると、少し現実的ではなさそうです。
せめて4分割できるような、この倍の面積は欲しい!
そうなってくると「ベランダで」「気軽に」というコンセプトからも少しズレてきてしまうのが悲しいところです。
現在冬になり、分解の速度はやはり遅くなっているので、夏ほど感動的ではなくなっていますが、
我が家では今も毎日活用中です。
料理中も、キエーロにあとで捨てる用にゴミを分けていくのも、すっかり習慣になりました。
土になった部分を観葉植物やプランターの野菜の土にちょっとずつ足しながら使っています。
野菜作りをしている方は、キエーロの堆肥となった土を足すことで新たな循環が生まれますね♻︎
小さくできるところから始めてみたい、そんな方はぜひ始めましょう!
皆様の参考になればうれしいです❤︎